東京投資女子。

会社員をしながらあらゆる投資を実践するアラサー女子のブログ!おすすめ投資や、お金(価値基準)の考え方、コミュニケーションでひととのつながる"資産"を築く方法を模索します。

気づかないうちに「生活費のスタンダード」は上がっている

こんばんは!Mariaです。
今日は、日々の生活を豊かにする考え方の中で、生活費や出費について書きたいと思います。


「もっと稼ぎたい」「給料が上がってほしい」そう思う時は会社員であれば、誰しもあるはず。
以前、youtubeやブログを読んだことをきっかけに、まとめて自分の1ヶ月のお金の使い方や出費を見直しました。
するとその時、衝撃の事実が発見されたのです。。

----------------------

・1ヶ月の収入と支出が合わないのがここ数年当たり前(毎月赤字)
・投資と称して制約を設けずに出していた交際費(飲み代)が膨れ上がり、高い月は1ヶ月7万くらい
・気がつけば「疲れてるしご褒美」と言って、ファッション小物からコスメから、一人飲みなど、気軽に数千円使っている
・買ったけど使ってないものが家に溢れている、買ったのを忘れて重複して買っている

----------------------

気づけば、月の生活費は収入の5万以上をover。そしてそれが数年来続いていました。ざっとまとめてみても自分に呆れるほど「これまでのわたしは何をやってだんだ。。」と、愕然としたことを覚えています。

 

 

それらのマインドの裏返しは、こんな気持ちがあったのです。

----------------------

・1ヶ月の給与で足りなくても、ボーナスがもらえるからいいや
・人脈は将来への投資!仕事につながるかもしれないし、人との出会いはプライスレス!
・数千円といった単位の消費であれば、「自分を元気付ける投資」だと割り切ってる。時短につながるから時間節約!
・買う時が満足度が最大。買った瞬間から満足度は急降下。 

----------------------

 

共通するのは、いつの間にか自分の中で「消費」と「投資」がごちゃまぜになっていたこと。そしてその「投資に見える出費」が増えたことで、「もっと稼ぎたい」「もっと割の良い仕事をしなきゃ」と、新しいお金を「入れる」ことに躍起になっていたことでした。

 

穴の空いたコップにたくさん水を注ぐために一生懸命がんばっていても、増やせば増やすほど、出て行くものも増える。自分なんて他人事だろうと思っていたけど「年収が1千万から数千万クラスの人でも使う額が比例して増えてしまい豊かにならない」といった、出費で陥る落とし穴に、すっかりはまっていたのです。。。

 

 

大切なのは「いっぱい入れる」ことではなく、「どれだけ適切な量に絞って出すか」。

巷には●万円稼ぐ!楽にビジネスができる!そんな甘い言葉が飛び交うからなのか、派手で華やかな稼ぐことばかりにフォーカスされがちだけど、本当はその反面にある、どれだけ絞れるかは、それら以上に重要だったりするのです。

 

 

私はそこから舵を切り直し、以下の手順で家計を戻し始めました。

・月初に、推定される月収の固定費を抜いたものから、飲み代、食費、美容代、服飾代など、カテゴリの中で変動するものに●万ずつといった形で振り分ける
(この時ぴったりにせず、1〜2万はバッファを見ておく。)
・日毎や1週間毎に結果を入力していき、使いすぎなら減額できるところを考え再配分しておく。
・1ヶ月の予定を眺めて、どこにどれくらい使いそうかをあらかじめ見積もっておく
(超シンプル!)

 

忘れがちだけど、私たちは自分の人生の経営者であり、まさにオーナー。
入ってくる資金(お金)を一定期間でうまく取り扱えるからこそ、自分の望むように人生をマネジメントできるんだということを、ひしひしと感じたのでした。

 

わたしはこれを行った月から、特別損失(キャリアから格安SIMに切り替えた違約金 笑)があった月でも、すぐ単月黒字に変えることができたのです。それまでの数年はなんだったのか・・・。

 


一番のギャップは、切り替えたスタート時、「ああ、節約したいからペットボトルを買うんじゃなくて家でお茶を淹れていこう」「外食は我慢して自炊しよう」と、どこか自分のこれまでの生活レベルが落ちたような、そんな気持ちに、一瞬だけ、なったこと。

でも、それは実は全く違う話。自分がかけるべきところにお金をかけるという判断ができているということの結果なだけ。

以前はお茶を入れることも、安く買えることを探すことも、昔は当たり前のようにやっていた。けれど、いつしか気づかないうちにお金をかけて解決するようになり、自然と自分の生活費を上げてしまっていたのです。

 

人はより魅力的なものを手に入れたり、ちょっとした贅沢をして快感を感じたりと、良くも悪くも欲が尽きない生き物。でも悲しいかな、手に入れたものにはすぐに慣れてしまう、ということを思い知ったのでした。

慣れたら最後、もっと刺激を与えてくれるものを欲しがるという、生活費の無限上昇ループにはまっていまう。特に日々、小さな買い物や消費への感度が高い女性ほど、はまりやすくいるのだと思います。

 

すべて節約をすべしとは言わないけれど、半年に1回か1年に1回は、こうやって自分の生活費を見直してみるのもいいかもしれない。その時、私はちゃんと今の身の丈(収入)にあったサイズで幸せを感じて生きれているか?日々の喜びに鈍感になっているような出費の仕方をしてないか?を見てみること。それは、自分の幸せ感度を図る方法にもなるかもしれません。たまには、自分の生活費のスタンダードに向き合ってみることをお勧めします。