東京投資女子。

会社員をしながらあらゆる投資を実践するアラサー女子のブログ!おすすめ投資や、お金(価値基準)の考え方、コミュニケーションでひととのつながる"資産"を築く方法を模索します。

気づかないうちに「生活費のスタンダード」は上がっている

こんばんは!Mariaです。
今日は、日々の生活を豊かにする考え方の中で、生活費や出費について書きたいと思います。


「もっと稼ぎたい」「給料が上がってほしい」そう思う時は会社員であれば、誰しもあるはず。
以前、youtubeやブログを読んだことをきっかけに、まとめて自分の1ヶ月のお金の使い方や出費を見直しました。
するとその時、衝撃の事実が発見されたのです。。

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・1ヶ月の収入と支出が合わないのがここ数年当たり前(毎月赤字)
・投資と称して制約を設けずに出していた交際費(飲み代)が膨れ上がり、高い月は1ヶ月7万くらい
・気がつけば「疲れてるしご褒美」と言って、ファッション小物からコスメから、一人飲みなど、気軽に数千円使っている
・買ったけど使ってないものが家に溢れている、買ったのを忘れて重複して買っている

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気づけば、月の生活費は収入の5万以上をover。そしてそれが数年来続いていました。ざっとまとめてみても自分に呆れるほど「これまでのわたしは何をやってだんだ。。」と、愕然としたことを覚えています。

 

 

それらのマインドの裏返しは、こんな気持ちがあったのです。

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・1ヶ月の給与で足りなくても、ボーナスがもらえるからいいや
・人脈は将来への投資!仕事につながるかもしれないし、人との出会いはプライスレス!
・数千円といった単位の消費であれば、「自分を元気付ける投資」だと割り切ってる。時短につながるから時間節約!
・買う時が満足度が最大。買った瞬間から満足度は急降下。 

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共通するのは、いつの間にか自分の中で「消費」と「投資」がごちゃまぜになっていたこと。そしてその「投資に見える出費」が増えたことで、「もっと稼ぎたい」「もっと割の良い仕事をしなきゃ」と、新しいお金を「入れる」ことに躍起になっていたことでした。

 

穴の空いたコップにたくさん水を注ぐために一生懸命がんばっていても、増やせば増やすほど、出て行くものも増える。自分なんて他人事だろうと思っていたけど「年収が1千万から数千万クラスの人でも使う額が比例して増えてしまい豊かにならない」といった、出費で陥る落とし穴に、すっかりはまっていたのです。。。

 

 

大切なのは「いっぱい入れる」ことではなく、「どれだけ適切な量に絞って出すか」。

巷には●万円稼ぐ!楽にビジネスができる!そんな甘い言葉が飛び交うからなのか、派手で華やかな稼ぐことばかりにフォーカスされがちだけど、本当はその反面にある、どれだけ絞れるかは、それら以上に重要だったりするのです。

 

 

私はそこから舵を切り直し、以下の手順で家計を戻し始めました。

・月初に、推定される月収の固定費を抜いたものから、飲み代、食費、美容代、服飾代など、カテゴリの中で変動するものに●万ずつといった形で振り分ける
(この時ぴったりにせず、1〜2万はバッファを見ておく。)
・日毎や1週間毎に結果を入力していき、使いすぎなら減額できるところを考え再配分しておく。
・1ヶ月の予定を眺めて、どこにどれくらい使いそうかをあらかじめ見積もっておく
(超シンプル!)

 

忘れがちだけど、私たちは自分の人生の経営者であり、まさにオーナー。
入ってくる資金(お金)を一定期間でうまく取り扱えるからこそ、自分の望むように人生をマネジメントできるんだということを、ひしひしと感じたのでした。

 

わたしはこれを行った月から、特別損失(キャリアから格安SIMに切り替えた違約金 笑)があった月でも、すぐ単月黒字に変えることができたのです。それまでの数年はなんだったのか・・・。

 


一番のギャップは、切り替えたスタート時、「ああ、節約したいからペットボトルを買うんじゃなくて家でお茶を淹れていこう」「外食は我慢して自炊しよう」と、どこか自分のこれまでの生活レベルが落ちたような、そんな気持ちに、一瞬だけ、なったこと。

でも、それは実は全く違う話。自分がかけるべきところにお金をかけるという判断ができているということの結果なだけ。

以前はお茶を入れることも、安く買えることを探すことも、昔は当たり前のようにやっていた。けれど、いつしか気づかないうちにお金をかけて解決するようになり、自然と自分の生活費を上げてしまっていたのです。

 

人はより魅力的なものを手に入れたり、ちょっとした贅沢をして快感を感じたりと、良くも悪くも欲が尽きない生き物。でも悲しいかな、手に入れたものにはすぐに慣れてしまう、ということを思い知ったのでした。

慣れたら最後、もっと刺激を与えてくれるものを欲しがるという、生活費の無限上昇ループにはまっていまう。特に日々、小さな買い物や消費への感度が高い女性ほど、はまりやすくいるのだと思います。

 

すべて節約をすべしとは言わないけれど、半年に1回か1年に1回は、こうやって自分の生活費を見直してみるのもいいかもしれない。その時、私はちゃんと今の身の丈(収入)にあったサイズで幸せを感じて生きれているか?日々の喜びに鈍感になっているような出費の仕方をしてないか?を見てみること。それは、自分の幸せ感度を図る方法にもなるかもしれません。たまには、自分の生活費のスタンダードに向き合ってみることをお勧めします。

自分が熱中するツボを理解する。

突然ですが、私はゲームが結構好きです。

 

ジャンルは自分の中で決まっていて、アクションなら、星のカービイのシリーズとか、スマッシュブラザーズ(いまも盛り上がってるみたいですね!)とか。育成系なら、たまごっちや定番のポケモン。地味に好きだったのは、桃太郎電鉄とか、都市をつくっていくSimCityとか、会社を経営するゲーム(名前忘れちゃった)等々。
・・・もうね、とにかくやるとはまるんですよ。だからやらない。(笑)

 

それでもふと、そんなことを思い出したのは、最近自分の投資をいくつかに分けてポートフォリオを眺めていた時。

自分の資産がそれぞれのサイトに数値化されていき、より微増したり、成長していくのを見るにつれて、なんとも言えぬ快感や、喜びを覚えていて。この感覚、なんかどこかで・・・そうだ、ゲームに熱中しているときの、アレだ!と、思い出したのです。


昔はまっていたゲーム。
別に何が実際にもらえるわけじゃないのだけど、個人的には数値としてレベルアップをしたり、成果が出ているのを見るのが好きで、それが究極的に増えていくのにすごくテンションが上がっていた。

特に幼い頃の記録でありありと残っているのは、中学校時代に遊んでいた桃鉄(※桃太郎電鉄)がなぜかいつもすごく強くて(多分運が良かった)何十億の社長でいたことや、会社経営ゲームで引き抜いた人の営業成績が良くて業績がダントツ一位だったことや、SimCityで育てた都市が活性化して人が賑わって都市経営がうまくいってたときのこと。いや、これが成功したときは、子供ながらに快感でした。
(これを中学生時代にやって楽しんでた女子の私は、若干変わっていたんでしょう…笑)

 

おそらく、上記を少し言い換えると、
・数字で何かの成績が可視化されて、直接的なメリットとして自分に返ってくる
・自分のジャッジで成否がはっきりとわかって、PDCAを回せる取り組みができる
・上記のサイクルが比較的短期で回せる
好きな要素から、こんなことが言えるのではないかと思います。そして、その条件を満たしたものに自分は心から没頭したり、ついついやりたくなる、という流れになっていたと言えるでしょう。


個々人の性格は違うので、別の例ではこんなこともあるかもしれません。
・作った作品が誰かの目に触れて、多くの賞賛がもらえていた。
・まだ誰も到達したことがない結果に、いの一番にたどり着いて「No.1」を取っていた。
・より多くの人と関わり、その中で一番目立つことが快感だった。
自分の好きなことをしていた理由を因数分解すると、自分なりの理由が見えてくるのです。

 

自分が熱中していたこと、小さい頃から好きだったこと、時間を忘れて没頭していたこと。「あ、そんなことあったっけ?」と思うようなことでも、実は自分の気持ちのツボを理解するヒントになる。

 

これからの時代を生きるなら、まるで毎日ゲームを楽しむように、自分のテンションが上がったり熱中したりする、そんな風に時間が使えるものに少しでも多く時間を使えるようになることが、人生を楽しみ尽くすコツ、の一つなのかもしれません。

資産が増えていく楽しみを堪能する。

自分が、毎日貯めることができている資産って何だろう。

 

わたしたちは、この世界に行きながら、たくさんの「消費すること」の仕方は学んでいく。けれども、実はその反対、そして自分の未来を楽にしてくれたり、自分が生きたい人生の助けになるような「資産」の作り方は、意外と教えてくれなかったりする。

 

ついつい日々気が向いてしまうのは、ちょっとした買い物だったり、お菓子やコーヒーを買ったり、”なんとなく”映画や漫画をみて時間を過ごしていたり、「あれ、私、昨日何してたっけ…」って思ってしまうようなこと、が実際に多いのかもしれない。

 

資産といえば、これまでは「お金が○○○万円ある!」とか、「○○に土地を持っている!」とか、お金や土地の所有という、モノベースに傾倒する時代がここしばらくは続いていたけど、今は違う。今は、付き合う人や自分のファン、自分の才能、自分の好きなことの経験やそれに対する独自の知識など、モノを超えたそして一般的な体験すらも超えたものすべてが、資産になるのです。

 

自分が生きていて、ただ「消費して」「減らして」生きるのは、どうにも寂しい。
やっぱり生きれば生きるだけプラスになるような、豊かな生き方がしたい!
そう考えた時、身近にある現在の資産を、いくつか考えてみました。

 


○お金や金融商品
言わずもがな。
現金、貯金、株、投資信託、外貨、仮想通貨など。最近だと個人やコミュニティでトークンを発行することができるようになってきましたね。ただ、お金を稼ぐ→それを貯金に入れる、だけではかなり物足りない。その現金の価値を違うものに変えて、その価値を広げることが昔よりもかなりやりやすくなった。稼いだお金をどこに配置するかは、一番その人の価値観が現れる場所かもしれないです。あなたはどこに置きますか?

 

○人脈
ただ SNSの友達が多いことや、持っている名刺が多いこととは違う。何か困っている時にサポートしたいと思えたり、何か頑張っていることを応援したいと思える人かどうか。そして、同様に自分がそう思われているかどうか。これが双方にかなってこそきっと人脈になる。それには、相手に対して自分ができることを考えたり、相手の生き方に共感したり、そして、シンプルに「時間」が必要だったりする。

 

○ブログ、ポートフォリオなど表現活動の蓄積
人への紹介のされかたでいいな、と思ったのは「この子はクリエイターの子です、」と言われること。生きている限り、人は全員クリエイターなのかもしれない。そんな自分らしい「作品」がまとまって見せられるもの。はじめましての人がタイムラインを一目ぱっと見た時に、「ああ、この人はこういう価値観を大切にする人なんだ、」と個性が伝わるものであればあるほど、いい。

 

SNSフォロワー
SNSの台頭により最近は「ファン」が可視化されるようになってきた。自分の何か好きなものを投稿しているアカウントがあったとして、どれだけの人が見てくれて「いいね!」と思ってもらえているか。「いいね!」と思ってもらえるとしたら、少なくともその人はその投稿でちょっとハッピーになり、共感し、自分も「そうなりたい」「してみたい」と思ってるかもしれない。大げさに言えば、誰かに希望を与えている。

 

振り返ってみれば、人生における「お金」以外のものでも、認識したり表現(アウトプット)さえすれば、ありとあらゆる資産になりうるということがわかる。
そう、大切なのは、「それを資産と認識すること」と、「その資産を大切に、保管または育てる」ことだ。


実はこの資産は無意識に、毎日必ず増えている。正確に言うと、増やせるチャンスが溢れている。
でも、それが増えていることを自覚してさらに育てていかないと、残念ながら資産にはならない。


気づいたら、なんでも相談できるような友達が全国各地に100名いたとか。
自分の写真を「いいね!」としてくれる人が、2,000人いたとか。
自分が頑張ってきたことが、例えば数値や人数や誰かからの評価など、何か目に見える形になった時、これって資産だなとわかり、ようやくそれを大切にする方法を考え始めるのかもしれない。

 

人生には、このそれぞれの資産に投資するタイミングがある。
目標一千万円貯金!を目指して、日々やりくりして30歳までに貯める人もいる。
自分のファッションセンスをとことん磨きたくて、ひたすら服を買いまくり、良いお洋服を選ぶスキルを身につける人もいる。
はたまた若いうちからとことん人に会いに行き、どの業界でもコミュニケーションが取れるような人と友達になる人脈にエネルギーを割く人もいる。

 

そう、資産のポートフォリオは、意識せずともすでにみんな持っているもの。

大切なのは、今の貯め方が自分の望む方向であるか、ということ。今の自分の資産の溜まり具合は、自分が望んでいたバランスか、ということを、たまには思い出してみるのもいいかもしれない。

 


自分の資産。
それは、自分の銀行口座の残高、だけでは絶対ない。そして、必ず、今日も少しずつ、増えている。
資産になり得るものは、なんだろう。
自分が大切にする資産が増える体験に気づいて、そっと毎日眺めて楽しもう。

自分のお買い物を、次の価値に昇華する。

この週末は、たーーーくさんお買い物してしまいました!

 

気になってたストール、友達がマルシェで販売していたコーヒー、気になっていた地域の調味料。あの人に買ってあげたい和菓子やチョコレートなど、週末の夜に帰ってきたお部屋には、自分用と誰かにあげたいギフトがてんこもり。「いやーーーー遊んだ!(買った!)」と部屋を眺めて思うのは、ほんと、都会の消費生活してるなあ、という冷静な感想。自分が買ったものだけじゃなくて、友達からもらったものも、またしかり。

 

もちろん、これまではこれが当たり前で、「あー、たのしかった!(ごちそうさま!)」的な終わりかたをして、次の日を迎えたり、終わってたんだけど。いやいやこれじゃあもったいないでしょーー!というのが、今の感想。

 

買ったときの驚きやワクワク、そしてどこか「WOW!」のある体験、心のどこかにきらりと光るときめき、その瞬間があったからこそ、買ったもの。そう、自分の大切なお金をつかってまで。
その買った瞬間の、きらめきを、冷凍保存ばりに鮮度よく保存し、ちゃんと言葉や写真や次のアウトプットにつなげてこそ、自分のお買い物が生きるのです。

 

▶︎見た目?味?その奥に潜むストーリー?何にときめいて、買ったのか?(理由)
▶︎それを知らない友達に魅力を伝えるなら、どんな言葉で伝えるか?(伝え方)
▶︎自分の日常に活かせるポイントは何か?(活用) 

どんな買い物や体験も、この3ポイントを常に意識すれば、それはただの消費にはならない。こうやって自分が100の消費をしたならば、その100の消費を使って100以上の価値を生み出せることを考えていくんです。
そうすれば、投下したお金以上の”何か、得るもの”が必ず増えていくはず。

逆にこれをやらず、そのままにした場合。それはただの消費になり、自分の資産(お金も時間も、場合によっては人脈も)が消耗するばかり。稼いだお金で一瞬の楽しみで終わる。そのお金は、きっとまた稼げるかもしれない。でもなんだかきっと、そんな生き方は寂しい。

今日体験したものが尊いなら、それに最大限感謝して、自分なりの取り扱いをしていったほうが良い。

 


買うという行為は、とても面白いもので、自分が体験したかったり、記憶に残したいから買ったり、誰かの顔を思い浮かべて買うギフティングにつながったり、今の時代の「投票」「応援料」みたいなものなんだと思う。
それが様々な方法で掻き立てられるから、東京はおもしろいんだろうなあ、とも思うのです。

 

住居も生活も、低コストで住める地方ももちろん魅力。
それでもその中で都心を選んでいるなら、都心なりの楽しみ方と、未来への投資方法に貪欲にチャレンジしていきたい。

真の「コスパが良い」について

たいせつなことは、お金以外のコストを、ちゃんと意識すること。

 

先日のこと。

年末に向けて、ブラックフライデーサイバーマンデー、そして各種決済サービスやネット通販が生き残りに凌ぎを削り、プロモーションでにぎわう最近。
ちょうど最近手元のコスメが何点かなくなって、しかも何店舗かのお店に全部を買いに行く時間がなく、たまたまポイント還元率が高いECサイトで買うことにしてみた。

 

クーポンも持っていたり、送料無料の買い上げバーも後押しして、「何か他にも買っておくもの、ないかな?」と、あれも、これも・・・・と探してみたら、意外にあるある、ネットで買える「いつも使うコスメ類」。あれよあれよと言う間に、ファンデ、アイライナー、シャンプー、ネイル、ネイルリムーバー、ヘアワックス・・・・と、1つのサイトで総額1万円overも買ってしまった。(笑)


思い起こせば、この1万円分もいつもは全部違う店でばらばらと買いに行っていたもの。

それがワンクリック、かつ、30分もかからないうちにすべて揃ってしまって、かつお得に買えたり、各種ポイント還元が最大限適用されて買い物できてしまった。何より驚きなのは、あれ、疲れてない!!(!)とうこと。

 

店舗の買い物はもちろん楽しい。そこでしか出会えないものもある、この人から買いたい、ということもある。新しいものを見つけたり情報を得るなら、やっぱり店舗、だと思う。
それでも、現代に生きる私たちは思っているより忙しい。そして、自分の時間と体力は、実は何より大切だったりする。

 

ついつい意識しないと、休みの日や仕事から解放された瞬間に、「あっ、あれ、もうすぐなくなりそうだな。そろそろ買わないと」とか、「これなかったし、たまにはお店に行くか」とふらっと何かを”買い物に行く”ということが習慣になる。そう、ここが肝なのだ。自分が意識しないうちに、それが「当たり前のタスクとして」毎日に組み込まれている。

 

もちろんお店を回るのが、最大限に楽しめる趣味ならばいい。

それでも、スーパーやドラッグストアや百貨店を縦横無尽に歩いていると、やっぱり体力的に疲れてしまったり、自分が目的としていたものじゃないものに時間を過ごしてしまったり、本当は予定ではもっと違うこと(例えば大切な人に連絡を取ったりとか、読みたかった本を読むとか)がしたかったのに、できなかった、ということが、残念ながらよくある。

 

ふと振り返ってみて、私今日何してたっけ?と思い出した時に、「あれ、、何かを、買いに行ってただけだな」と思うのは、なんだか結構、虚しくなるものだ。。


自分のコストには、買い物に行く場合なら二種類ある。

①時間的コスト
②体力的・精神的コスト

 

例えば買い物を、複数の店舗を回らずに、オンラインでできたとする。
すると、①的な観点では、時間が増える。買い物の目当ての駅までの電車の時間、お店に歩いて行く時間、お店の中でエレベーターやエスカレーターに乗る時間、
私たちの時間は、正直、どんどん忙しくなっていく。なぜなら、スマホがあることもあり、リーチできるサービスが多い。人と連絡も取る、SNSをチェックする、場合によっては仕事の連絡もある、気になっているアプリもチェックする。

会社の勤務形態は基本出来に9:00〜17:00あたりをベースに数十年あんまり変わらないのに、それ以外の時間はどんどん奪われようとしている。。

 

②については、意外と忘れてしまってるけれども。

①のように、時間も大切。でもそれ以上に重要なのは、それが終わった後、自分が元気か、自分の気力が失われていないか、ということ。

買い物が終わった後、えもいわれぬ徒労感でその後の気力がなかったら、それはマズイ。手に入れたのは買い物の品でも、失ったのは、その日、もしくはその数時間、自分が満足に動ける(はずだった)体力的な元気とモチベーション、の可能性が高い。歩いたり、探したり、見つからなくてがっかりしたり、重いものを持ち帰って腕が疲れたり、とか、体力面だけではなくて、精神面の疲労もざっくり全部これに当てはめられると思う。

だから、自分が何かを行動するとき、特に買い物をしに行くときなんかは、この二つを頭に入れて、その上で行動したほうがいい。

 


とある有名な起業家さんが、自宅に洗顔やケア用品が大量においてある、という話があった。もちろん理由は「時間がもったいないから」なんだって。

買いに行く、揃える、そして自分のお気に入りの物が欠けるかもしれない、という不安を抱えて生活するよりも、あらかじめ必需品を揃えておくのは、極めて合理的のように思える。ま、サランラップ50本とかそういう変なレベルではなくて、あくまで程度問題です。。

 

もちろん全部ネットで済ませようなんて、そんな合理的な生き方じゃつまんない。ほんとうに心の底からときめくものは、ネットじゃ出会える確率はとても低いと思っているし、やっぱり直接手にとってそのモノの「オーラ」を感じて選ぶことが、とっても大切だと思う。

 

けれども、もし他に自分にとって大切なことがあるならば、それができる自分のお金とコンディションを整えてあげることを意識するのは、とても大切な自己マネジメントスキル。特に自分なりの買い物との付き合い方を、見いだすことが必要なのかもしれない。

 

自分が買い物以上にしたいことのために、自分の買い物にかかるコストを認識しておく。


それが自分の人生の手綱を自分が握るために、何より大切なことなのです。

自分のコストを認識しよう。

 


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おまけ。

 

私が使って、何回もリピート利用しているサイトの流れ。

 

楽天Rebates(楽天リーベイツ)

www.rebates.jp

★好きなショップで買い物
☝️1%還元の楽天カードで決済

www.rakuten-card.co.jp

★溜まった楽天ポイントは、楽天証券にてポイント投資。
投資信託を買います。 

www.rakuten-sec.co.jp

 

少しでも罪悪感なくお買い物を楽しみつつ、未来の備えもできる、バランスの良い生き方を模索中です。まだまだ、研究中。

「お金を稼ぐこと」が目的から卒業しよう。

つい、やりがちなこと。

「お金を稼いで○○をやる」ではなく、「お金を稼ぐこと」が目的になってしまっていること。

 

私たちは決してお金を稼ぎたいわけじゃない。お金を稼いで、豊かな暮らしをしたり、心が躍る旅をしたかったり、素敵なものを手に入れたいと思うはず。なのに、どこかの瞬間で、この目的と手段が入れ替わってしまうことがよくある。

 

最近は「貯金1,000万円」なんて本や雑誌が煽るから、なんだかその金額を集めれば人生勝ち!逆にその額すらないとヤバい!そんな気持ちにならせるような流れも、ある。でも、きっとその額を手にした時、ほんとうに目指していた未来になっているかは、わからない。

 

それは、どこか「結婚して、最愛のパートナーと良い人生を歩みたい」ということが、ただ「結婚したい」ということに切り替わってしまっていることにとても似ている。

 

もちろん、稼ぐための基礎(それは会社で働くとか、起業してみるとか、投資とか)を考えることは、まず必須。でも、そこまでまず築けたら、きれいさっぱりその手段を忘れてしまう潔さも重要。

そして、そこからはひたすらこちらに集中。

 

”自分は、稼いで「何を」したいんだっけ?”

”どんな「気持ち」や「状態」になりたいんだっけ?”

ということ。

 

例えば。

 

・リゾートやスパに行きたい。

➡︎ 場所はどこ?国内or海外?海の側or自然が豊かな森の中?恋人orひとりで?どんな過ごし方をする?その時はどんな話で時間を過ごす?

 

・美味しいディナーに行きたい。

➡︎ 種類は?和食、エスニック、イタリアン、フレンチ?どんなファッションで向かうところ?平日or土日?カジュアルorフォーマルどんな雰囲気?具体的にお店は?

 

・飛行機のファーストクラスに乗りたい。

➡︎ どこに行くフライト?どのエアライン?機内ではどう過ごす?飲み物は?対応しくれるCAさんはどんなタイプ?誰と乗っている?

 

この各項目最初の「ぼやっ」とした願望なら、どんな人でも言える。その先の具体的なシーンが描ければ描けるほど、叶うスピードは早くなっていくものなのだ。

 

「とはいえ、そんないきなり想像できないよ・・・」というタイプの人は、

まずはInstagramのお気に入りの画像を集めたり、公開範囲を自分だけにしたPinterestなどで、とにかく直感で「ピン!」とくるものを集めるところから始めてみよう。

 

これまで「リゾート」とふわっとしていた願望が、画像に落とし込んだ瞬間に

「あ、透き通った海が見えるロケーションの場所に惹かれるんだ」

「灯りの使い方がロマンチックな場所が好きなんだ」

「大理石より、木目調の温かみがあるしつらえが落ち着くんだ」

そんな細かい自分の本音に気づくことができるはず。

 

もう明日、全てが叶っているとしたら、何を願いますか。

お金の稼ぎ方ではなく、ハッピーな使い方に集中して、もっと楽しく未来を描こう。

毎日の「余白」が、自分を満たしてくれる。

「今自分が持っているもので十分」
そう思えたら、きっと幸せだと思う。

 

ふと気づけば、今の世を生きる人の毎日は、気づくと「予定」と「仕事」に占拠されてしまう。もちろん、予定があることは楽しい。人気者の証でもある。誰かとつながっていることにもつながる。
それでも、勇気ある「余白」をつくってほしい。

 

「なんだか、満たされるなあ」と思う気持ちは、何にも追われずゆとりがある時に生まれるもの。

SNSの返事、スケジュールの調整、もちろん仕事のタスクも含め、”何かやらなければいけない”という状態は、徐々に自分の心を蝕んでいるもの。「何かやらなければいけないのにやっていない自分」というのを認識することで、無意識下に自分を結構責めていて、ダメージを与えてます。
また、自分が苦手な環境下に置かれた時も、予期せぬストレスを自分で解放するために、気づけば望まないアクションをしているもの。

 

たとえば最近。気づくと、こんなアクションを取ってしまったりすることはないでしょうか。

 

・暴飲暴食。お酒、外食、食事の量すべて。お腹いっぱいだと知っているのに、途中で止められない。
・彼氏にやつあたり。or 相手の予定を顧みず「早く会いたい」と思う通りにしようとする。
・誰かの言うことに勝手にネガティブに理解して、勝手に落ちこむ。
・何かほしい!とりあえず買いたい!と、物欲で解消。流行りのショップをとりあえず見て、普段着なそうなのに「雰囲気変えたい!」と、全然着れない色を買ってしまう。もしくは、ネットで欲しいものを探しまくる。手持ちがなくても、「ボーナスで払えばいいし」と思っちゃう。
・「なんか疲れたな」「癒されたいな」と思い、高めの美容系のサロンに駆け込んで必要以上に出費してしまう。

 

これ、こうやって書いていると「そんなの、ないよー」と思うんだけど、実際そのタイミングになると、気づかないうちに発生していたりします…。
(そしてさらによくないところは、これが1個発生すると、連鎖的に次のものに派生したりする)

 

自分が追い詰められてるな、とか、ストレスがかかっているな、と思ったら、自分が思っている以上に、スケジュールの余白をとってあげることをお勧めします。


3時間空いてるよ!とか、夜はゆっくりできるよ!とかではなくて、まるまる1日、なーーーんにも入れない、どこにもいかない、別にただ家でゴロゴロ寝ていてもいい、そんな日。「しなければいけないこと」が1個もない日。そんな日があると、自分の気持ちも体もすっきりクリアになるんです。


私は2ヶ月くらい息つく暇もなかった日々、ブレーカーがばちんと落ちるイメージで、1日体調を崩し寝続けました。すると、毒が抜けるようにすっきりしていたのでした。

 

お金をかけたリトリートなんて必要ない。(場合によってはあるけど)
スケジュールの中に、1ヶ月に1日だけでも、「自宅リトリート」の日をつくるのも良いかもしれません。
スーパーに出る必要もないように食材も買っておいて、洗濯も家事もおさぼりしてよくて、自分が好きなら本やみたい映画だけpick upしておいて、あとはぬくぬくお布団の中にいてもOK。例えば、そんな日。

 

自分に合った形の、「余白」をつくってあげることで、それ以外の日が輝き始めるはず。きっとその効果は、自分の顔色や肌ツヤ、心のコンディションが教えてくれるはず。身も心もちゃんと休めると、驚くほど肌がきれいになり、心がきらきらとポジティブに持ち直される。


そしてそんな自分から生まれる気持ちは、自然とただただ「今持っているもので十分」と思わせてくれるもの。今の自分で、十分素敵。そう思えることは、無駄な出費をしなくても、ただ一番自分を魅力的に見せてくれる、最大の方法なのかもしれません。