東京投資女子。

会社員をしながらあらゆる投資を実践するアラサー女子のブログ!おすすめ投資や、お金(価値基準)の考え方、コミュニケーションでひととのつながる"資産"を築く方法を模索します。

飲み会の数を減らすと何が起こるか

回数を減らせば、一つ一つが濃くなる。

 

最近、どんどん「モノ」を断捨離するにつれて、気付いたら断捨離していたものがある。それが「飲み会」。これまでは、誘われればふらりとついていき、それこそ糸目をつけずどんどんお金も使っていた。

 

本当に有益な飲み会って、やっぱりある。


自分が出会いたい!という人に会えたり、違う世界をのぞくことができたり、親しい人とのリラックスの時間だったり、ビジネスの同志が集まる会だったり。そんな飲み会からはじまった人とのご縁や信頼関係を、たくさん享受してきた。

 

が、しかし。
私たちは、あまりにも「飲み会」のコストに鈍感になりすぎているんだと思う。


飲み会のコストはたとえば「5,000円」のお店だった場合、5,000円だけじゃないのである。
そのお店に行くまでの交通費・時間(往復300円+1h)+飲み会に参加する時間(3h)+実際の金額(5,000円)
こうやって考えると、時給1,000円のアルバイトができると考えると・・・
300円+1,000円+3,000円+5,000円=9,300円!

※ちなみにこれに終電を逃しタクシー帰りになった場合(6,000円)や
次の日二日酔いで午前中動けなかった場合(1,000円×4h=4,000円)など
いろいろ考えられる…。
(書くたびに、過去の思い当たる節がありすぎて笑える)

 

全てを「コスト化」するのはそれはそれでセクシーではないと思うのだけど、ちゃんとそれを認識した上でその選択肢を選んでいるか、ってすごく重要だと思うんです。

 

そして数を絞るなら絞ったなりに、いいことがある。
ある時、仕事が目一杯入っていたり、たまたま自分が誘いも誘われもしなかった時、2週間くらい飲まなかった時があった。


しばらくぶりにあった飲み会は、赤身肉を目の前でカットしてくれ存分に堪能できるレストラン。そこで大好きなワインはおもいきり飲め、さらにメイントピックは未来のビジネスの話、ときて、もう心の底から最高だった・・!

 

1ヶ月の飲み会代は5,000円×1と、これまででは考えられないほど低かったにもかかわらず、やたら生活上の満足度が高い。なぜかな、と思ったので、要素を考えてみた。
たとえばこんなこと。
・1週間後の飲み会の予定が楽しみだった。「はやく○日にならないかな〜」
 もはや当日も夜のために食を控えたくなるほど。「お腹すかせていこう〜」
・自分の本当に大好きなもの(たとえば私はワイン以外のお酒はあまり好きではない)だけ食べ、飲めるのがやっぱり最高。
・その後も飲み会の予定がないので、何度もその時の会話や味を思い出して楽しもうとする。
 「あの時のお肉、おいしかったな〜。部位なんだっけ?」
 「次はもっと○○について面白い話ができればいいな〜。調べておこう」

 

詰め込めば詰め込むほど一つ一つの濃度が薄くなり、ありがたみも薄れてしまう。
それを思い知った日でした。

 

「空腹こそ最高のスパイス」
飲み会も、しかり。少ないからこそ、それを楽しもうと思ったり、味わったり、する。私たちの周りには「飲み会」の誘惑が点在しているけど、時には勇気のある「NO」を言って、時間を豊かにしよう。