投資視点で「飲み会」を考える。
何気なくお金が使われる不思議な存在「飲み会」。
大学生の頃からか、3000円〜5000円くらいからはじまり、何気なく払うことがなぜか当たり前になっていたけど、実はこれ、結構重要な選択だったりする。
「飲もうよ」の一言で叶ってしまい、最寄駅をぐるり眺めれば300円から飲める居酒屋はあるし、あまりにもわたしたちは当たり前に「飲み」すぎている、と思っている。
もちろん、ちゃんと自分が選ぶ飲み会、はもちろんダメとは言わない。
私も月に20回くらい飲みに行っていた時期はあるし、呼ばれた飲み会に参加して、たくさんの世界の人と会い、ありとあらゆる人とつながれ、自分の知見はこれでもか、というくらい広がった。もはや、それがなければ今はないとさえ断言できもする。
ただし、「意志ある飲み会」への参加が、大事なのだ。
自分の中の目的が、「新しい人と出会いたい!自分の視野を広げたい!」であれば、やっぱり私はいつまでたってもお酒や食事の席のご縁の強さは欠かせないと思う。
”「おいしいね」と食卓を囲む人同士は同レベルになる”とどこかで言われていた言葉にはハッとしたし、お酒が緊張をほぐし同じ場を共有した仲間という絆の作り方は、何歳になってもやっぱり効果的だな、と思っているし。
ただしそれが、「誰かになんとなく誘われたから」「なんとなく暇で行こうかなと思ったから」「なんか断ったら嫌われそうだから」という理由で行く飲み会なら、全力で遠慮したほうがいい。
お金ですべてを考えるのは良くないけど、だって
「飲み会代(5,000円)+ 飲み会に行かなければ稼げた金額(1,000円×4h)」
ざっくりした想定でも、1万円くらいかかってるのよ。タクシー出会った場合は、これのみにあらず。
まずは、自分が何のために飲みに行きたいのかを認知しておくこと。
そして、それが今のベストなお金や時間の使い方であれば、GO。
そうでなければ、改める。
そういうきちんとしたジャッジを踏んでいるかを考えるのは、投資女子としては基本だと思うのです・・!
(もちろん、「思いっきりはっちゃけたいから、今日はとことんおしゃべりして、飲む!」と決めて、実現できる飲み会は有意義。)
自分が過ごしたい時間やかけたいお金を使う、”行って良かった”な飲み会にできますように。
ちなみに余談ですが、
高級ワインが大好きな、また別の経営者の方と飲みに行った時。
自分はてっきり「こういう事業をやって思いっきり稼いでいる人は、こういうのもすべて、飲み放題なんだろうなあ・・」と下世話なことを思っていたけど、聞けば、仕事に一生懸命すぎて、飲みに行った時が1ヶ月ぶりくらいのお酒だった、と聞き驚いた。
きっと一流の成功者も、きちんと飲み会をシビアに判断してるのです。